从《夏目友人帐》浅析日本妖怪文化(3)

「妖怪」という言葉は1800年前の中国の学者千宝が書いた『捜神記』に「妖怪者、蓋精気之依物者也。気乱中、物変外、形神気質、表裏之用也。」と書


「妖怪」という言葉は1800年前の中国の学者千宝が書いた『捜神記』に「妖怪者、蓋精気之依物者也。気乱中、物変外、形神気質、表裏之用也。」と書いている。古代の人類は毎日猛獣や危機にあふれた森と戦っていた。夜になると、闇に囲まれた。昼でものんびりで暮らすのもできなかった。自然の中でみえない力と戦っていた。何が現れるのはわからないから、持っている危機意識が「もののけ」と呼んでいる。最初、日本では「妖怪」という言葉がなかった。「妖怪」という言葉は中国から伝わったんだ。